2013年4月 7日 (日)

5月12日 トーク&ライブ『母笑み疎開保養大作戦〜海旅CAMP2013〜』@カフェオハナ

5月12日に東京でイベントを企画しました。

この夏の保養キャンプに向けて、保養の意義とかこれからのビジョンを分かち合いたいと思っています。保養の活動に関わってみたいと思う人、話だけでも聞いてみたいという人、どうぞお気軽にご参加ください。

最近改めて、直接つながることの大切さを実感しています。

全国で「放射能に対する関心」の温度差が今まで以上に広がっていることを感じる人も少なくないのではないでしょうか。

その原因の一つは「現場を知らないこと」「放射能に向き合っている人と話す機会がないこと」にあるように思います。

関心を持っていたけどだんだん日常に追われて忘れていってしまったり、ネットからの情報だけに触れていることで現実感が薄れていってしまったり。

「迷ったら現場に立て」という言葉が僕は大好きです。

何をしたらいいかが分からなくなったら生の声に触れること。

当日は、昨年の保養キャンプやその後の交流の報告を映像や写真も交えてシェアします。

僕達は保養について考え続けている中で、たくさんの気づきを得ています。

保養キャンプの中でこれからのライフスタイルを学んでいくこと、保養そのものを地域に密着した文化にまで引き上げていくこと、それぞれの取り組み同士をつないでいくこと、そんな「保養の先に見える未来」についても、ざっくばらんにお話できればと思います。

以下の情報、できたらたくさんの人たちに拡散ください。

ご協力お願いします♪

5月12日 トーク&ライブ『母笑み疎開保養大作戦〜海旅CAMP2013〜』@カフェオハナ
5月12日
トーク&ライブ『母笑み疎開保養大作戦〜海旅CAMP2013〜』

青空の下で子ども達が元気に遊び、親たちが癒される時間を作るために、夏休みの8月8日〜8月14日に福島県より約10組の家族を岐阜県に招き、『母笑み疎開保養大作戦〜海旅CAMP2013〜』を行います。

今年で第二回目となりますが、このような取り組みを長期的に続けていくこと、そのような取り組みの輪が広がっていくことを心から願っています。今回は、震災後の私たちの取り組みの紹介や、疎開保養の意義や必要性についてお話したいと思います。

これから先、私たちは長い年月をかけて放射能に向き合って生きていくことになるでしょう。

「ここは安全」「ここは危険」といった線引きや、被災者と支援者といった線引きを超えて、真の友達になっていくような、何かあったら気軽に連絡を取り合え、支えあっていけるような本当の絆を育てていくために、これからも保養の場作りを続けていきたいと思います。

日時:5月12日(日) 19時スタート

会場:ふろむ・あーす & カフェ・オハナ
 東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6 (駅徒歩2分, 246通り沿い1F)
 Tel/Fax (03) 5433-8787
 http://www.cafe-ohana.com/
 Twitter:http://twitter.com/cafe_ohana
 facebook:https://www.facebook.com/fromEarthCafe.OHANA

トーク:NishiDash(西田優太)、冨田貴史

ライブ:yanafro、MAKOTO(岡崎真)

参加費:1500円

問い合わせ:冨田貴史 080-6947-2491 / takafumitomita1320@yahoo.co.jp

【yanafro】
guitar player,singer
主に都内のCLUB、BAR、CAFE、LIVE HOUSEにて
ライブ活動を行う。
ソロアコースティックライブ、アーティストとのセッション、インストゥルメンタル楽曲制作なども精力的に活動中。
ending note ギタリスト
http://www.youtube.com/watch?v=2s19ZWUDdyM
HP / http://endingnote-music.com/main/
blog / http://ameblo.jp/yanafro/

【MAKOTO(岡崎真)】
北九州出身 ギタリスト
AFRO&FUNKSOULBROTHERS リーダー
都内を中心に音楽活動を続ける。
1st ALBUM『Possibility in my heart』
http://www.youtube.com/watch?v=SofJVsUtbwU

【NishiDash(西田優太)】
名古屋でBAR URBANCOWBOYを経営
3.11以降、宮城県、岩手県、福島県で支援活動を行う。
2011年8月に疎開保養プロジェクト海旅Campを主催。
各地でトークライブを行い、この国の現状を問いかけ続ける。
今夏、『海旅Camp〜母笑み疎開保養大作戦〜vol.2』を企画中
著書:『be foolish never giveup』『すべての友へ』
http://nishidash.jimdo.com/

【冨田貴史】
京都在住。全国各地で年間300本以上のイベント・ワークショップを続けている。ワークショップのテーマは暦、エネルギー、手仕事、自家発電など。『母笑み疎開保養大作戦〜海旅Camp』共同代表。大阪中津にて『冨貴工房』を経営。著書「わたしにつながるいのちのために」、「今、わたしにできること〜目に見えないものをみつめて生きていく〜」ほか
http://takafumitomita1320.cocolog-nifty.com/blog/

2013年3月23日 (土)

僕の考える疎開保養、転地療法の意義

今年の夏も、【母笑み疎開保養大作戦〜海旅CAMP】を開催します。

日程など詳細は調整中ですが、ここで改めて、保養の意義をまとめてみました。

自分の考えを整理し、みなに伝えていくためにまとめたメモのようなものです。

日記か何かだと思って読んでいただけたらと思います。

・子供の健康のため1〜放射能の排出・細胞の修復〜
チェルノブイリ原発事故から26年の間、1000人を超える子供たちが日本全国に「転地保養」に来ています。放射能汚染のない地域で安全な食べ物を摂っていると、体内の放射性物質が排出され、放射性物質によって傷ついた遺伝子の修復されるスピードが上がることがわかっています。

・子供の健康のため2〜健やかな心身つくり〜
福島県内の多くの場所に、外で子供を遊ばせることができない(または外で遊ぶ時間が制限される)という状況があります。日の光を浴びて、外の空気を思いっきり吸って、思う存分走り回る。こういった子供が健やかに育つための当たり前の生活が、奪われてしまっています。山で、海で、川で、思いっきり遊ばせたい。子供たちの心と体を開放させたい。そんな思いから、自然豊かな山の中での保養を企画しています。

・お母さんの健康のため
福島県内では、「風評被害になるから子供にマスクをつけさせるな」と言われたり、保養に出るだけで「逃げるのか」と後ろ指を差されるような状況が続いています。子供の命を守ろうと行動を続けることが精神的な孤立を生んでしまうような悲しい現実の中で、子供の命を守ろうとがんばるお母さんたちは精神的にも肉体的にも消耗してしまっています。
放射能への心配を口にできる環境、差別やいじめのようなプレッシャーを感じることのない環境の中でゆっくりしてもらいたい。お母さんたちに笑顔を取り戻してほしい。そんな願いから私たちの保養キャンプは「母笑み」という言葉を大切にしています。お母さんに笑顔が戻ることで、子供たちも緊張から開放され健やかに育つことができると、私たちは考えます。

・地域を越えた友達づくり
マスメディアや政府の対応を見るにつけ、残念ながら福島原発事故は収束したかのように報じられ、その報道を信じる人が増え続けているようです。地域間にある温度差は日に日に広がっています。しかし実際には、たくさんの人たちが放射能汚染と向き合い、日々を葛藤の中で暮らしています。チェルノブイリ周辺の現状を見れば、そしてこのような状況が長期的に続くということが予測されます。地域と地域の間に横たわる温度差を解消するには、直接つながることが一番です。保養キャンプを通じて、福島県から離れた地域に暮らす人たちが改めて放射能汚染の現実を肌で感じ、日々の中で「何ができるか」を考え続けること。同じリアリティを共有しあい、つながりあって生きていくことを続けていくための
出会いの場としても、私たちは保養キャンプの機会を大切にしています。
放射能対策になるような食材を融通しあったり、子供の健康のための情報を交換し合ったり。保養キャンプをつうじて寝食を共にすることで、胸の内を語り合ったり、何かあったらすぐに助け合えるような真の友達を作っていくことが、これからの時代を生きていくうえでの目に見えない大きな力になっていくと信じています。

・明るく健やかに生きていくための知恵を身につける
チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシやウクライナの中には「強制移住区域」「移住権利区域」「放射能管理強化区域」と細かい区分けがされ、それぞれの地域の中での暮らしをサポートする体制が出来つつあるといいます。しかし日本の中にはそのような区分けは存在せず、放射能と向き合って生きる術も十分に共有されていません。
体内に取り込まれた放射能を排出する力を持つといわれる梅干や味噌、どくだみや玄米といった食材についての知識の共有、それらの食品の作り方や入手方法、気功や整体、陰陽五行などの知恵について学ぶ機会を私たちは大切にしていきたいと考えます。
2012年の海旅CAMPでは、整体、ヨガ、味噌作り、陰陽五行と放射能対策といった実践的な学びの場を共有しました。

・受け入れ地域の中のつながり作り
放射能に向き合うこと、子供たちのために出来ることを考え、実践すること。
福島原発からの距離が遠くなればなるほど、そのような実践を続ける人たちの数は少なくなっているように感じます。ここにも孤立という現実が横たわっています。同じ思いを持ち、自分に何が出来るか考える人たちが出会い、具体的な行動の場を共にする機会を得ることで、継続的に福島原発後の世界をよりよいものにするためのつながりが、地域の中に生まれ、育っていくと考えます。福島の子供たち、お母さんたちを受け入れる地域の中に、放射能と向き合う人たちのつながりを作っていくことも、保養キャンプ開催の大きな意味であると考えます。